mule-ja
[Top][All Lists]
Advanced

[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index]

[mule-ja:25] Re: extending composition-function-table rules to support V


From: kawabata taichi
Subject: [mule-ja:25] Re: extending composition-function-table rules to support VS15&16
Date: Wed, 9 Jan 2013 10:50:59 +0900

川幡です。

現状のcomposition-function-tableではフォント情報は取れないのですが、
一方のVSであるIVSについては、複数のコレクションで管理される
アーキテクチャとなっていて、
現在は Adobe-Japan-1と Hanyo-Denshiの2つのコレクションがあります。

各コレクションを実装しているフォントが現状では異なっていますので、
長期的には、例えばVSの親文字についてフォントセットに登録されている
フォントを順番にCMAP14を探していって、該当する文字があれば
それを表示するようにすれば、
IVSにも絵文字VSにも対応できて嬉しいかな、と思いました。
(大幅に改造になってしまいますが・・・)

なお、現状ではフォントセットは charsetテキストプロパティに応じて
フォントを変えられるようになっていますが、UCS/Unicodeのサブセットとして
文字集合が定義される現在では、これもやや時代遅れに
なりつつあると感じています。できれば「言語」テキストプロパティに応じて、
フォントを変えるかまたはOTFドライバで起動するlanguageテーブルや
GSUBのloclテーブルの挙動を変えられるとどうでしょうか。
(ではどうやってset-fontset-font のAPIを変えるのだ、またはOpenTypeのスクリプトを
選択するのだ、と言われるとなかなか良いアイデアはないのですが・・・)

それと、些末ですが、
  DEFUN ("composition-get-gstring", Fcomposition_get_gstring,
       Scomposition_get_gstring, 4, 4, 0,

は、

DEFUN ("composition-get-gstring", Fcomposition_get_gstring,
       Scomposition_get_gstring, 3, 4, 0,

でもいいのではないでしょうか。


2013年1月8日 19:23 Kenichi Handa <address@hidden>:
返事遅れてすみません。

In article <address@hidden>, YAMAMOTO Mitsuharu <address@hidden> writes:

>>>>>> On Sat, 05 Jan 2013 16:04:20 +0900, YAMAMOTO Mitsuharu <address@hidden> said:
> > 先に、FONT-POS の無い形式について従来とは非互換な部分があると述べまし
> > た。これは、上の例のように Variation Selector についてもどのフォント
> > を用いるかの情報を取得できるようにするために、font_range (font.c) に
> > おけるVariation Selector を飛ばす処理を削除するというものです。このた
> > め、language/japanese.el で登録している
> > compose-gstring-for-variation-glyph については、FONT-POS を -1 にした
> > ものを rule として指定することになります。

> この部分ですが、font_range では最初の文字が Variation Selector であった
> 場合にのみどのフォントを用いるかの情報を取得し、それ以外の場合は従来通
> り飛ばすようにすれば、language/japanese.el への変更は必要なくなります。

Variation Selector については以前から気になってはいたんです
が、対策を考える時間が取れずにいました。

> 1月10日に次の pretest が予定されているようですので、その後ぐらいにリリー
> スする予定の Mac port で以下の変更を取り込んで、Variation Selector 15
> および 16 のサポートを付加したいと思います。

Mac port で試していただければ本当にありがたいです。基本的に
はご提案の方法で良さそうには思えるのですが。今週中には時間を
取って検討してみたいとおもいます。

---
半田@AIST




--
---------------------------------------------------------------------
 川幡 太一 (KAWABATA, Taichi)   E-mail: address@hidden


reply via email to

[Prev in Thread] Current Thread [Next in Thread]